またビールの紹介
前回からだいぶ時間が空いてしまったというか、もう飽きてたというのはありますね。
日頃はだいたい台湾ビールを飲んでいる。安いので。しかし全然酔えない。
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臺虎
臺虎放閃歌利亞。これ普通にサングリアなんだけどちゃんと後味がビールですごい。9.9パーシリーズのなかでもいい味だと思う pic.twitter.com/s5VlMbErTF
— 左京不敗 (@nishisonoda) 2023年2月11日
この9.9%のシリーズは全部99元。日本円は×4.5だと考えると445.5円くらいになる。普通に高いのでむやみに飲めない。
臺虎情聖多里尼
サントリーニ島をイメージしたであろうデザインと色遣いがかわいらしい。柑橘とワインの味がするのにビール。このシリーズの常だが本当になぜビールである必要があるのかわからない(後述)。
- 極濃八生啤酒
68元(約306円)。極濃8パーセントということで、確かに飲みごたえのあるビールだったが普通に日本のビールでいい気はする。8パーでバカ酒感があるのは評価できる。わりと華やかな口当たりというか、それほどアルコールのきつさがなかった。
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チェジュビール
チェジュ・ペロン・エール
写真が暗くてよくわからない。
台湾のコンビニは、韓国、日本、アメリカ、タイ、ベトナムなどのビールも置かれている。一般に韓国のビールはまずい。薄い。特にCASSとかはまずかった記憶がある。だが、台湾のコンビニで見かける韓国のビールは変わったクラフトビールなどが多い。
このチェジュビールはチェジュ島のクラフトビールらしい。こちらのペロンエールというほうは白ビールで、要はベルギービールっぽい。台湾では普通に買えるとはいえ、あまり飲む機会のないものではある。
チェジュ・ウィット・エール
なんか済州島のやつらしい。柑橘味のビールでまあまあ美味い。コンビニで半額くらいになってた pic.twitter.com/yqxtTLOBYO
— 左京不敗 (@nishisonoda) 2023年2月13日
これはチェジュ島の名産であるみかんの皮を使っているらしい。かなり上品な感じの味。台湾のコンビニのHi-Lifeというところが今(~3月7日まで)セールをやっており、チェジュビールはどちらも39元で買えた。定価は99元とかだったと思う。台湾ビールより安いので助かる。誰も買わないから定期的に値下げして在庫はけさせようとしているのだろうとは思う。事実、缶の上にホコリがめちゃくちゃついていた。
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CISK
マルタのビールがスーパーで普通に売られていた。マルタはイタリアの先のほうの地中海に浮かぶ小国だが、なんでまたそんなところのビールがあるのか。マルタと中華民国は1972年に断交しているが、なにか政治的なあれがあるのかもしれない。
味は特筆すべきところはなかったように思うが、ドイツの安物ビールであるエッティンガーと近い。ストロングに関してはエッティンガーの同じようなやつよりおいしかった。どちらも確か60何元かだったはず。
オボローンビール
コンビニにウクライナのビール売ってた。やはりビールのラインナップにも政治があるんだろうな。味はまあまあ。 pic.twitter.com/UmKwc91HJS
— 左京不敗 (@nishisonoda) 2023年1月10日
写真が暗すぎる。
これはウクライナのメーカー。キエフに工場があるらしい。ああいう状況にあるのに意外とちゃんと供給されているのだなと思った。しっかり香味のあるビールではあった。
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ヴォルファス・エンゲルマン
コンビニにリトアニアのビール置いてあったんだけどこれもまた政治だな 結構美味しい pic.twitter.com/l84T9FVYOU
— 左京不敗 (@nishisonoda) 2022年12月27日
これはIPAだが、APA、BLANCというのもある。89元(400.5円)。缶の上の部分にアルミホイルが被せてあるのも高級感があってよろしい。このメーカー、日本ではコストコ向けの安いやつが入ってきてるらしい。
リトアニアといえば、台湾と接近していることで注目されている。まあ、確実にこういう政治的背景とリンクしてビールの輸入もおこなわれているだろうなと思うのだが実際どうでしょうね。
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付記 酒税
実際、ビールよりチューハイが好きなのだが、台湾では酒税の関係上高いので全然飲んでない。
以下に酒税のあれをちょっと引用したい。
Q8:酒的稅負多少?
A:菸酒稅法第8條規定,酒之應徵稅額如下:
(一)釀造酒類:
1. 啤酒:每公升徵收新臺幣26元。
2. 他釀造酒:每公升按酒精成分每度徵收新臺幣7元。
(二)蒸餾酒類:每公升按酒精成分每度徵收新臺幣2.5元。
(三)再製酒類:酒精成分以容量計算超過20﹪者,每公升徵收新臺幣185元;酒精成分以容量計算在20﹪以下者,每公升按酒精成分每度徵收新臺幣7元。
(四)>料理酒:每公升徵收新臺幣9元。
(五)其他酒類:每公升按酒精成分每度徵收新臺幣7 元。
(六)酒精:每公升徵收新臺幣15元。
ビールは1リットルあたり26元なのに対して、それ以外の醸造酒は1リットルあたり度数×7元。おそらくこれが臺虎の意味不明ビールを生み出す原因となっているとみて間違いないであろう。
また、日本のビールと発泡酒のカテゴライズと、台湾のそれとは異なるだろうし、日本だと発泡酒に分類されるようなものがビールになっているはずだ(臺虎なんかは特にそうだと思う)。そういう状況があって変態的なビール飲料が生まれる一方、台湾製のチューハイなどが全然見当たらないのだろう。